タカタが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比71.1%減の27億2600万円となり、大幅減益となった。
売上高は同33.7%減の1593億5500万円だった。世界各国の自動車買換え奨励策の効果などから全ての地域で順調な回復で推移したものの、4 - 6月期の減収をカバーできなかった。
損益では減収に伴う利益の減少で経常利益は同69.7%減の28億2400万円、当期損益が3億2300万円の赤字だった。
通期業績見通しは売上げが予想以上となるほか、コスト削減も計画を上回る見通しから上方修正した。売上高が同14.4%減の3300億円、営業利益が同251.4%増の100億円、経常利益が90億円、最終利益が20億円となる見通し。
中間配当は「未定」としていたが1株当たり5円を実施する。期末配当予想は「未定」のまま据え置く。