豊田トヨタ社長、エコカー補助金「なくても頑張る」

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マークX新型
  • マークX新型
  • 豊田社長(中央)、一丸副社長(向かって左)

トヨタ自動車の豊田章男社長は19日の新型『マークX』の発表会見で、今年度末に終了予定の「エコカー補助金」について「お陰で自動車市場は大変盛り上がった。続けていただきたい気持ちもあるが、私どもはなくなっても(現状の勢いが)維持できるよう頑張りたい」と、語った。

政府が予定通り打ち切った場合も、自助努力で国内需要の活性化に取り組む意向を示した。豊田社長は補助金やエコカー減税によって「店頭に多くのお客さまに来ていただいた」と評価。今後は「その接点を大事にし、今の流れを続けていきたい」と述べた。

一方、エコカー減税については、国内営業担当の一丸陽一郎副社長が「計画通り3年続けていただきたい」と、当初方針に沿った実行を要望した。

《池原照雄》

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