JAAは24日、中古車オークションでの出品車両や落札車両の運送を受託する運送会社を設立すると発表した。
同社の中古車オークションは、年間出品台数は前期実績で68万台にのぼる。これらの中古車は、会員が出品する車両を会場に搬入、落札した車両は落札会員が搬出しており、延べ年間137万台の車両が運送サービスを利用していることになる。この需要の一部を取り込むため、運送会社を新設する。
新会社は「オークション・トランスポート」で資本金は1500万円。社長は早原弘明氏が就任、9月28日に設立する予定。
新会社は貨物利用運送事業者としてキャリアカーやトラックを自社で保有せずに顧客からの受注に応じて他の運送事業者を手配して輸送する。投資を抑えてリスクを低減する。2010年1月から営業を開始する。