妻の殺害を図り、クルマに発火装置を仕掛けたる

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愛知県警は15日、離婚調停中の妻を死傷させる目的でクルマに発火装置を仕掛けていたとして、愛知県犬山市内に在住する50歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。装置は実際に作動せず、大事には至らなかった。男は容疑を否認しているという。

愛知県警・捜査1課によると、逮捕された男は今年6月28日午後から30日午前までの間、離婚調停中の妻(50歳女性)の借りていた扶桑町高木(N35.21/E136.54)付近にある月極駐車場に侵入。合鍵を使ってドアを開錠し、後部座席の下に発火装置を仕掛け、妻の焼殺を図った疑いがもたれている。

この発火装置は熱せられたニクロム線で固形燃料に点火し、ガソリンを入れたペットボトルを燃焼させるという仕組みになっていた。クルマのエンジンを掛けるとニクロム線に電気が流れるようになっていたが、シガーライターを細工して電源を確保したために容量不足からヒューズが飛んでしまい、実際には作動しなかった。

6月30日に妻がクルマを運転しようとした際、エンジンを掛けた直後にヒューズが飛び、ドアミラーやオーディオが作動しなくなった。妻は発火装置の設置には気がつかず、「不具合が生じた」としてクルマを修理工場に持ち込んだが、修理を担当した整備員が発火装置を発見。警察に届け出ていた。

警察では慎重に捜査を続けていたが、女性が離婚調停で紛争していること。男がクルマの合鍵を持ち、構造にも熟知していたことから容疑者と断定。15日までに殺人未遂容疑で逮捕した。

調べに対して男は「知らない」などして、容疑を完全に否認しているという。警察では調停で揉めていた妻を事故に見せかけて殺害しようとしたとみて、厳しく追及している。
《石田真一》

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