ミネベア、6軸力センサーを大幅コストダウン…ロボットの低価格化に貢献

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ミネベア、6軸力センサーを大幅コストダウン…ロボットの低価格化に貢献
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ミネベアは、三方向とそれぞれのねじれ方向の荷重を一つのセンサーで同時に検出することのできる「6軸力センサー」の大幅コストダウンに成功したと発表した。

6軸力センサーは従来69万8000円だったが、半値以下の29万8000円で提供できる。対象となるのは定格荷重50Nから1kNまでの全4タイプを10月1日から新価格で販売する。

6軸力センサーは、複雑な作業を行う多関節ロボット、自動車や精密機器の組立て機械(機構部分)など、様々な分野で力の大きさや方向を認識するために使用される力覚センサー。

今回、製品の製造工程を徹底的に見直し、工程数を約6割削減することに成功した。従来製品と同じ仕様・性能を保持しながらも、設計の最適化、効率の良い検査方法の確立、治具の改良、部材の見直しなどを重ねた結果、価格を大幅に引き下げる余地が生まれた。センサーの低価格化で、ロボットの低価格化に貢献する。

同社では低価格化による販売台数の拡大を見込んでおり、2010年度は2億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

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