【フランクフルトモーターショー09】ボルボ C30…大胆にフェイスリフト

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ボルボカーズは8日、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで、欧州仕様の『C30』のマイナーチェンジモデルを発表することを明らかにした。フロントマスクを大胆に変更し、イメージチェンジを図っている。

C30はボルボのエントリースポーツクーペとして、2006年にデビュー。3ドアハッチバックボディでありながら、クーペのようなダイナミックなデザインが特徴だ。主に若い顧客にアピールするモデルである。デビューから3年を経たマイナーチェンジは、フロントマスクを一新したのがポイントだ。

フロントマスクは、ボルボが今年1月のデトロイトモーターショーで披露した『S60コンセプト』や、9月1日にマイナーチェンジした『C70』と共通イメージ。バンパー、ヘッドランプ、グリル、フェンダーなど、ほぼすべての構成部品を一新した。大型化されたグリルは、ハニカムデザインとして若々しさを表現。今後のボルボは、この顔がアイデンティティになると見ていいだろう。

フロントに比べると、リアの変更点は控えめだ。バンパーがフルカラー化された点が従来モデルとの違いとして指摘できる。オプションで新デザインの「スタイリングキット」が用意され、前後スキッドプレートやフォグランプ回りが、アルミ調で仕上げられる。

インテリアは、「エスプレッソ/ブロンド」と呼ぶ新色を設定。上部をダークブラウン、下部をブロンドのツートンとした。ボディカラーに合わせて、シート中央の色はオレンジ、グリーン、ブルーでコーディネート。レザーシートには、新色のクランベリーが加わった。荷室はトノカバーの素材を見直している。

エンジンは従来通り、ガソリン5機種、ディーゼル4機種の合計9ユニット。ディーゼルの「1.6D DRIVe」グレードのアイドリングストップ付き仕様は、欧州複合モード燃費25.64km/リットル、CO2排出量104g/kmというクラストップレベルの環境性能をマークする。

また、オプションで「スポーツシャシー」をラインナップ。30%強化されたスプリングレートや10mmローダウンの車高を持つ専用サスペンション、10%クイック化した専用ステアリングレシオなど、スポーティなハンドリングが追求された。

新しいC30は、今年11月から生産開始。欧州では2010年初頭から販売がスタートする予定である。

《森脇稔》

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