住友商事、サウジで石油・ガスプラント向け大型通信設備を連続受注

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住友商事は8日、サウジアラビア国営石油会社(サウジアラムコ)向け大型通信設備EPC(Engineering Procurement Construction)の契約2件を、総額約100億円で連続受注したと発表した。 

両案件ともに、住友商事がサウジアラビアで培った市場ノウハウを生かし、プロジェクト履行に最適なサウジアラビア現地企業と組んだ結果、成約したとしている。

マニファプロジェクトは、サウジアラムコが推進中のマニファ地区で、日量90万バレルのオフショア重油田開発案件にかかわる通信設備プロジェクト。サウジ増産計画の中でも最大で、最重要案件の一つだ。

3年ほど前に開始されたオフショアプラットフォームやコーズウェイ建設は、昨年の金融危機の影響を受けて一時プロジェクトの進行を中断していたが、今年に入ってプラント建設コスト沈静化に伴い再開した。5月の再入札を経て、7月に契約を締結した。

受注金額は約70億円で、マニファプラント全体をカバーする通信設備・セキュリティー設備、プラント内外を結ぶ光ケーブル外線工事、石油採掘現場のデータ収集・制御装置、通信局舎建設、鉄塔建設などを含むフルターンキー契約。サウジアラビア内外の企業十社程度を起用し、2013年3月に完工の予定。

ジュベール製油所プロジェクトは、サウジアラムコがフランス石油大手トタル社と共同で、サウジアラビア東海岸のジュベール工業地区に建設する日量40万バレルの世界最大級輸出用石油精製プラントにかかわる通信設備プロジェクト。製油所建設は15のパッケージから成り、住友商事が受注したのは、製油所構内と積出港をカバーする通信設備とセキュリティー設備、製油所と港を結ぶ光ケーブルなどを含むフルターンキー契約。受注金額は約30億円。サウジアラビア内外の企業数社と協業し、2013年5月の完工を目指す。
《レスポンス編集部》

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