泥酔運転、対向車線に進入して2台と衝突…直立していられないほど

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23日深夜、福岡県飯塚市内の国道200号で、対向車線側へ進入した乗用車と、信号待ちをしていたクルマ2台に次々と衝突する事故が起きた。この事故で被衝突側の5人が軽傷。警察は逸脱側のクルマを運転していた33歳の男を酒酔い運転の現行犯で逮捕した。

福岡県警・飯塚署によると、事故か起きたのは23日の午後11時50分ごろ。飯塚市太郎丸付近の国道200号を走行していた乗用車が交差点を進行していた際、対向車線側に進入。対向車線側で信号待ちをしていた乗用車とワゴン車に次々と衝突した。

3台のクルマは小破。ワゴン車に乗っていた5人が打撲などの軽傷を負っている。逸脱側の乗用車を運転していた33歳の男は直立していられないほどの泥酔状態。呼気からは高濃度のアルコール分を検出しており、警察は道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で男を逮捕している。

現場は片側2車線の直線区間。一部には中央分離帯も設置されている。調べに対して男は「焼酎を飲んだ」などと、飲酒運転を認める供述を行っているようだ。警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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