タミヤは8月4日まで、東京の東武百貨店池袋店にて「タミヤモデラーズギャラリー」を開催中だ。東武百貨店池袋店での開催は今年で27回目を迎え、夏の一大イベントとして関東の模型ファンにはおなじみ。8月26 - 31日には名古屋でも開催される。
会場ではプラスチックモデルやRC（ラジオコントロール）カー、ミニ四駆、工作キットなど、新製品から人気アイテム、情景作品などを展示。会場だけの特別販売商品から最新モデル、懐かしのキット、各種オリジナルグッズなど約5000種類アイテムが揃った販売コーナーも設けられる。さらに数々の特別展示も企画、ミニ四駆競技会や工作ロボット、RCカーの体験コーナーなど参加して遊べるイベントも用意されている。
東京会場
●場所：東武百貨店池袋店
●日時：7月30日（木）- 8月4日（火）
10時00分 - 20時00分
最終日4日は17時00分終了
●入場料：無料
名古屋会場
●場所：三越名古屋栄店
●日時：8月26日（水）- 31日（月）
10時00分 - 19時00分
最終日4日は17時00分終了
●入場料：無料
今回の見所
■シトロエン『11CV』の実車展示（東京会場のみ）
35分の1ミリタリーミニチュアシリーズの新製品『シトロエン11CV』の実車を展示。1934年から57年まで生産され、前輪駆動やモノコックボディなど、先進的な設計によりヨーロッパ各地で活躍した。もちろんキットも販売。
■『タミヤの動く戦車プラモデル大全』特別企画展示
50年の歴史を持つタミヤの「動く戦車の模型」。昨2008年に発売された書籍『タミヤの動く戦車プラモデル大全』（松井康真著・大日本絵画発行）を元にした特別展示。50年前の木製戦車模型から最新技術を盛り込んだ大型RCタンクまで、変遷を楽しむ。
■モータースポーツ漫画『capeta』の作品展
モータースポーツの世界を舞台にしたコミック『capeta』（講談社・月刊少年マガジン連載中）。作者・曽田正人先生が模型、RCファンであることから実現したコラボ企画だ。カラー原画や漫画原稿を始め、曽田先生自身が製作、使用したRCカーなどの作品が登場。
■特別講演・プラモデル開発のための取材紀行（8月1日、東京会場のみ）
タミヤ製品のクオリティを支えてきた実物の取材活動について、田宮俊作（タミヤ代表取締役会長）が語る。特に海外での実車取材について、自ら撮影してきた写真を交えながら当時の様子を回想。情報の乏しかった60年代から、レース場、軍事基地、博物館と世界を駆け巡った取材記録。
