石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、7月6日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり124.1円で、前の週と比べて一気に1.5円も上昇した。これで14週連続の値上がり。
原油価格は下落しているものの、石油元売各社は調達コストが上昇していることや、減産を強化している影響で需給が引き締まっていることから卸価格を引き上げ続けており、小売り価格も上昇している。
ハイオクガソリンは1.5円上がって134.9円、軽油は1.0円アップの103.3円だった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、7月8日のレギュラーガソリンの全国平均価格は119.7円/リットル、ハイオクは 130円/リットル、軽油は94.14円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。