上海GM、ビュイックの累計セールス200万台達成

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上海GM、ビュイックの累計セールス200万台達成
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上海GMは22日、中国で200万台目となるビュイック車を納車したと発表した。1998年の現地生産・販売スタート以来、11年で打ち立てた偉大な記録だ。

ビュイックは1903年に米国に設立された老舗ブランド。現在はGMの一部門だが、その人気と知名度は、本国アメリカよりも中国が圧倒的に高い。

中国でのビュイックは、GMと上海汽車の合弁会社、上海GMが1998年から現地生産を開始。1999年には『GL8』、2003年には『エクセル』を投入し、大ヒットした。とくに、エクセルはセダンだけでも累計90万台以上を販売する人気車種。今年1 - 5月のエクセルの累計セールスは、ハッチバックやワゴンを含めると9万4000台以上に到達している。

また、ビュイックはアフターサービス面でも中国におけるリーディングブランド。約40車種に用意した「ビュイックケア」と呼ばれるメンテナンスプログラムが、顧客に好評を博している。

記念すべき200万台目となったのは、新型『リーガル』。同車はオペル『インシグニア』の外観を小変更したモデルだ。赤いリーガルは広州在住のオーナーに届けられた。新型リーガルは昨年12月にリリース。今年5月までの半年間に、3万4000台以上を販売しており、18万元 - 25万元(約260-370万円)のアッパーミディアムクラスで、ベストセラーに君臨している。

GM中国グループのケビン・ワーレイ社長は、「ビュイックが中国で100万台を販売するのに8年を要した。しかし、そこから200万台へはわずか3年しかかかっていない」と説明。今後、GMの新グローバルプラットフォームを活用した新型車を、相次いで投入する方針も明らかにしている。

《森脇稔》

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