09年度補正予算案に盛り込まれている環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度。国土交通省はその制度の詳細を発表した。
ここでは、経年車の廃車を伴わない新車購入補助の流れをみていく。
乗用車（登録車・軽）では、登録車10万円、軽自動車5万円、重量車（トラック・バス等）では、小型（GVW3.5tクラス）20万円、中型（GVW8tクラス）40万円、大型（GVW12tクラス）90万円が支給される。
購入する新車は、乗用車では排気ガス性能4つ星（☆☆☆☆）かつ2010年度燃費基準+15％以上、重量車では2015年度燃費基準達成車かつNOx又はPM+10％低減、が条件で、4月1日より開始されている自動車重量税、自動車取得税の減免措置の対象と同じ。
また、購入後1年以上使用することが求められる。ただし、その間、親から子供などへの譲渡等に伴う使用者の名義変更については、同一世帯内におけるものであって住民票等で確認できる場合であれば認められる。
●主な申請書
1. 補助金交付申請書
2. 新車の登録（届出）、環境対応要件を満たしていることを証する書類
（詳細登録事項等証明書）
3. 本人確認書類 等
実際の制度実施には補正予算案の可決・成立が必要となる。実施期間は、2009年4月10日から2010年3月31日まで。
