日本鉄鋼連盟が発表した3月の普通鋼鋼材出荷は、国内向けが342万4000t、前年同月比では40.5%減と8カ月連続の減少となった。マイナス幅は比較可能な1976年1月以降では最悪となった。
輸出向けは154万6000tで、同36.1%減と5か月連続で減少した。
この結果、出荷合計では、同39.2%減の496万9000tと6か月連続、生産は、同41.0%減の452万9000tと6か月連続と減少した。
3月末のメーカー・問屋在庫は、前月末44万t、7.1%減の576万9000tで、4か月連続減少した。内訳をみると、メーカー在庫が前月末比34万9000tの411万3000tと4か月連続で減少し、問屋在庫も9万1000t減の165万6000tと3か月連続で減少した。