愛三工業が発表した2009年3月期の連結決算は、最終損益が34億8000万円の赤字となった。前年同期は53億1000万円の黒字で、収益が急激に悪化した。
海外子会社の製品保証費用を特別損失に計上したことや為替差損が影響した。
売上高は前年同期比16.4%減の1585億8300万円と大幅減収だった。自動車メーカーの生産調整の影響を受けた。
損益では、営業利益が同85.0%減の13億8200万円と大幅減益だった。経常損益は為替差損の影響で18億8800万円の赤字だった。
今期の業績見通しは売上高が同24.3%減の1200億円、営業赤字が同10億円、経常赤字が14億円、最終赤字が21億円を見込んでいる。