中国のトヨタブランドで初めてG-BOOKが搭載された広州トヨタの『カムリ 240V G-BOOK智能領航』。地元メディアの関心はどこにあるのか。
取材したのは雲南省の新聞メディア。中国南西部に位置する雲南省は4400万人(中国の行政区分中で12位)あまりの人口を抱える。同省の省都昆明の新聞『都市時報』(DUSHISHIBAO)省外部主任、丁一氏は「今回発表されたG-BOOKのサービスで一番関心があるのは盗難通知、次は渋滞回避のGルート検索だ」と語る。
中国でも車両盗難は深刻な問題らしく、発表会の実演でも盗難車両の通知にはおおきな歓声が上がった。またGルート探索について丁氏は「昆明でも最近の渋滞はとてもひどい。今回発表されたG-BOOKでは上海・北京・深玔・広州の4都市で の展開としているが、早く他の都市でも展開してほしい」と語る。
広州トヨタ総経理助理でe-TOYOTA部主査の友山茂樹氏は、「将来は中国のあらゆる都市でGルート探索ができように検討しているところだ」と述べた。