パーク24、自治体の駐車場管理・運営件数が06年の2倍に

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パーク24は、行政財産を中心に各自治体の駐車場管理・運営の受託を積極的に推進しており、現在の受託件数は2006年の2倍以上に伸張したと31日発表した。

同社は、指定管理者制度に基づいた駐車場の管理・運営を2006年4月に開始したのを機に、行政財産を中心に、各自治体の駐車場管理・運営の受託を積極的に推進してきた。2007年11月には行政財産(駐車場)の受託に本格的参入するため、公共営業法人部を新設して取り組みを強化してきた。その結果、受託件数は2006年から2倍の約200か所に伸張している。
 
指定管理者制度においては、今年4月に新たに6か所(再契約含)の駐車場で指定を受け、合計15か所の指定管理者となっている。新たに指定管理者となった駐車場は「大田区営アロマ地下駐車場」「品川駅港南口公共駐車場」「立川市駐車場」「海老名中央公園地下駐車場」「西宮北口駐車場」「宝塚市末広駐車場」。
 
これらの駐車場は公募プロポーザル方式により各自治体から選定された。選定では、独自のITインフラを活用した利便性・快適性を図るサービスの提供や地域の活性化につながる施策の実施などの提案が評価された、としている。
 
さらに、2007年3月施行の改正地方自治法により行政財産の民間貸付が可能になったことを受け、同年に東京都中野都税事務所などの駐車場の借り受けを皮切りに、2008年に町田市役所本庁舎等駐車場も受託した。今年4月からは新たに「船橋市役所本庁舎駐車場」の管理・運営を開始する。
 
同社は、今後も地域活性化の貢献につながる街づくりへの参画、利便性の高い駐車場サービスの提供などを推進して「新しいクルマ社会の創造」を目指す。

《レスポンス編集部》

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