泥酔状態で当て逃げ、大学職員を逮捕---身に覚えがない

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岡山県岡山市内の市道でクルマを泥酔状態で運転し、電柱などへの当て逃げ事故を繰り返し起こしたとして、岡山県警は9日、45歳の大学職員の男を道路交通法違反容疑で逮捕した。クルマには衝突痕が多数残されていたが、男は事故については否定している。

岡山県警・岡山西署によると、逮捕された男は9日の午前7時40分ごろ、岡山市北方付近の市道で自己所有の乗用車を泥酔状態にもかかわらず運転。電柱などへの衝突事故を繰り返しながら、そのまま逃走した疑いがもたれている。

その後、男は岡山市津島中付近にある勤務先の大学に着いたが、別の職員が男のクルマに複数の衝突痕があるのを発見。酒臭く、直立していられないような状態だったことから警察に通報。警察が行ったアルコール検知では呼気1リットルあたり、0.65ミリグラムのアルコール分を検知したため、道交法違反(酒酔い運転や事故不申告)容疑で逮捕した。

男は以前から大量に飲酒し、二日酔い状態での勤務を繰り返していたため、大学側は2月中旬に停職10日間の懲戒処分を実施していたという。

大学の駐車場で発見された男のクルマは前部パンパーが衝突の衝撃で脱落しかかったような状態だったが、調べに対して男は「身に覚えがないこと」などとして、容疑を否認しているようだ。

《石田真一》

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