高速バスの偽造チケットを使った男逮捕、余罪多数か

自動車 社会 社会

福岡県警は4日、カラーコピー機で偽造した高速バスの回数券を使い、運賃の支払いを不正に免れようとしたとして、49歳の男を偽造有価証券行使や詐欺未遂容疑で逮捕した。これまでに同様の偽造回数券が約80枚使われており、関連を調べている。

福岡県警・小倉北署によると、逮捕された男は4日の午前7時10分ごろ、福岡県福岡市中央区天神2丁目付近にある西鉄天神バスセンターで、西鉄高速バス(小倉砂津発/福岡天神行き)を降車する際、カラーコピー機で偽造したとみられる往復乗車券(2000円相当)の片道分を使用した疑いがもたれている。運転手が発見し、その場で男を取り押さえた。

北九州−福岡間の西鉄高速バスでは、これまでに約80枚の偽造チケットが発見されており、いずれもカラーコピー機で作られたものとみられる。逮捕された男が所持していた財布の中には偽造チケット約10枚が入っていたという。

調べに対して男は「通勤する際に偽造チケットを使っていた」、「交通費を浮かせたかった」などと供述、警察ではこれまでに発見された偽造チケットも男が手掛けた可能性が高いとみて、余罪についても厳しく追及している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース