フタバ産業が発表した2008年4 - 12月期の連結決算は、営業損益が78億円の赤字となった。自動車等車両部品事業の赤字が多く影響した。
売上高は、円高による海外事業の目減りや、欧米に加え日本でも自動車各社の生産が減少したことから前年同期比3.1%減の3223億円となった。
経常損益は為替差損や支払利息の増加などの影響で105億円の赤字となった。
当期損益は固定資産減損や少数株主利益の増加などがあり、180億円の赤字となった。
業績が急激に悪化しているため、同社は今年6月支給予定の取締役の賞与を全員が辞退、役員報酬についても社長が50%、その他の取締役も15%カットする。