凍結路面でスリップ---橋上で7台の多重衝突

自動車 社会 社会

12日朝、茨城県水戸市内の東水戸道路下り線で、ワゴン車の単独横転事故を起こした。これを避けようとした後続車両が次々に追突。車両7台が関係する多重衝突に発展し、11人が軽傷を負った。凍結路面が事故を拡大させたようだ。

茨城県警・高速隊によると、事故が起きたのは12日の午前6時30分ごろ。水戸市下大野町付近の東水戸道路下り線を走行中のワゴン車が路外に逸脱。道路左側のガードレールに衝突した弾みで横転した。

ワゴン車は第1車線を塞ぐ状態となったが、衝突を回避しようと急ハンドルを切ったり、急停車したクルマに対して後続車が次々に追突。トラックや乗用車など7台が関係する多重衝突事故に発展し、合わせて11人が打撲などの軽傷を負った。

東水戸道路は北関東自動車道に接続する片側2車線の自動車専用道路。現場付近は橋上で、路面は凍結していた。事故を起こしたクルマの大半は夏タイヤのままだったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース