あいおい損保、保険金自動支払システムを開発

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あいおい損害保険は、「保険金自動支払システム」で日本国特許を取得したと発表。傷病者の症状などの診断情報から保険金自動支払の可否を判断し、支払対象とした場合に自動的に保険金を支払うというもの。

これにより交通事故などの傷病者に対する保険金支払をより迅速に行えるようになるとしている。

これまでは、保険金請求者や病院が保険金受取に必要な保険金請求情報を書面で提出し、これに基づいて保険会社の担当者が事案ごとに診療行為・内容の妥当性を判断して保険金を算出していた。このため、診療費用や治療費用などの保険金支払までに1カ月以上かかることもあった。

保険金自動支払システムでは、保険金請求者などが保険金受取に必要な保険金請求情報を直接パソコンなどから入力、保険会社の担当者を介さず、その症状の情報から保険金支払の可否を自動的に判断する。これにより、保険金請求者、保険会社双方の手続き事務が大幅に簡素化され、迅速、直接的に保険金振込を行なうことが可能となるとしている。同社ではこのシステムを今後、順次導入していく予定だ。

《レスポンス編集部》

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