車道で転倒した高齢男性をひき逃げの男逮捕

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2日未明、岩手県宮古市内の国道45号で、車道を自転車で走行していたとみられる71歳の男性がクルマにひき逃げされて死亡する事故が起きた。警察は3日までに24歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕している。

岩手県警・宮古署によると、警察が事故発生を認知したのは2日の午前0時25分ごろ。宮古市日影町付近の国道45号に頭から血を流した高齢の男性が倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。

男性は頭部強打で即死状態。後の調べで同市内に住む71歳の男性と判明した。男性は車道を自転車で走行中に転倒し、路上に投げ出されたところを後続車にひき逃げされた可能性が高くなった。

警察では目撃情報から早期に容疑車両の車種を特定。車当たり捜査を行った結果、盛岡市内に在住し、宮古市内に実家のある24歳の男が容疑に関与したものと判断。自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で3日午前に逮捕している。

逮捕された男が乗っていたクルマの底部からは、死亡した男性のものとみられる血痕も発見された。調べに対して男は「怖くなって逃げた」などと供述。容疑を大筋で認めているようだ。

《石田真一》

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