大阪で第4のひきずり事件発生

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21日未明、大阪府八尾市内の府道に頭や背中から血を流した高齢の男性が倒れているのを通行人が発見した。男性は重傷。自転車に乗車中、後方から進行してきたクルマにひき逃げされ、約300mに渡ってひきずられたとみられる。

大阪府警・八尾署によると、事故が起きたのは21日の午前2時10分ごろ。八尾市志紀町付近の市道で、頭や背中から血を流した高齢の男性が倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。

倒れていたのは同市内に住む75歳の男性で、肋骨などを骨折する重傷。駆けつけた同署員に対して「自転車に乗っているときクルマにはねられた」、「ひきずられてきた」などと証言。これを受けた同署が周辺の捜索を実施したところ、男性が発見された場所から南に約300m離れた八尾市志紀町西付近の市道に倒れている自転車を発見している。

また、男性の血痕を現場からたどったところ、クルマは男性を底部に巻き込んだ状態で左折2回、右折1回をしていることがわかった。最後の右折で男性はクルマから離れたものとみられている。

警察では悪質な重傷ひき逃げ事件と断定。タイヤ痕などから逃走ルートの解明を行い、容疑車両の特定と容疑者逮捕を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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