三井造船、5万6000重量t型 ばら積み貨物運搬船が完成

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は、玉野事業所で建造中だったパナマのペオニー・シップホールディング社向け5万6000重量t型ばら積み貨物運搬船「バルク・レオ」が完成し、10日に同事業所で引き渡したと発表した。

船は、7万立方メートルを超す大容積貨物艙を持つ5万6000重量t型ハンディマックスバルカーで、同型船77隻目の竣工となる。

船は5つのホールド(貨物艙)を持ち、船自身の荷役設備として4基のクレーンを装備しており、荷役効率を重視するとともに、多種多様な貨物を積めるよう強度・配置を計画している。
 
また、国際船級協会連合の統一規則「S25」に沿って設計され、オペレーションの自由度と構造安全性向上の両立を実現した。主機関には軽量・コンパクト・高出力で排ガス環境基準を満たした最新式エンジンの三井-MAN B&W ディーゼル機関「6S50MCC」を搭載する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集