トラックが無人で滑走、男性が圧迫死 ヘッドライトを照明代わり

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14日夕方、福岡県久留米市内の市営斎場で、敷地内に止めていた普通トラックが無人のまま滑走し、工事を行っていた59歳の男性作業員に衝突した。男性はクルマの下敷きとなり、収容先の病院で死亡している。

工事関係者によると、トラックはエンジンを掛けた状態で停車。死亡した男性はヘッドライトを点灯し、照明代わりに使っていたという。ギアはニュートラル位置で、サイドブレーキも掛けられていたが、警察ではこれが甘かったものと推測しているようだ。

福岡県警・久留米署によると、事故が起きたのは14日の午後6時30分ごろ。久留米市高良内町付近にある久留米市斎場の敷地内で、下水道工事を行っていた59歳の男性に対し、無人の状態で滑走してきた普通トラックが衝突した。

男性はマンホールから半身を乗り出すように作業していたとみられるが、背後からトラックが直撃。下敷きとなった。男性は近くの病院に収容されたが、胸部圧迫などが原因でまもなく死亡している。

《石田真一》

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