8日朝、岐阜県岐阜市内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱し、道路に隣接する銀行の支店へ突っ込む事故が起きた。衝突したクルマは中破転覆、建物の一部が損壊した。警察では運転していた24歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
岐阜県警・岐阜中署によると、事故が起きたのは8日の午前8時50分ごろ。岐阜市長住町6丁目付近の市道を走行していた乗用車が、前走車を追い抜こうと車線変更した弾みで路外に逸脱。歩道のガードレールに衝突した。
クルマはガードレールを破壊して歩道に乗り上げ、道路沿いにある銀行の支店に飛び込んだ後に中破転覆した。建物のガラス5枚が破壊されたが、土曜日で営業しておらず、歩行者を含めてケガ人は出なかった。運転していた24歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
逮捕された男はホスト。調べに対して「勤務中に酒を飲み、帰宅するために運転した」、「前のクルマが遅かったので追い抜こうとしたが、ハンドル操作を誤った」などと供述しているようだ。