椿本チエイン中間決算…増収増益 通期は下方修正

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椿本チエインが発表した2008年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比1.7%増の89億4200万円と微増。売上高は、同2.8%増の820億5700万円と増収だった。

国内やアジア向けの自動車が堅調だった。部門別では、パワトラ部門は自動車部品事業が横ばい、チェーン事業が減収となったものの、精機事業が液晶関連業界向けを中心に好調だった。マテハン部門は自動車業界向けの大口案件が一巡、大幅な減収となった。

経常利益は同7.2%増の90億6600万円、当期純利益が同22.4%増の56億1200万円だった。

通期連結業績見通しは、米国の自動車生産減産の影響から下方修正した。売上高は同7.8%減の1542億円、営業利益が同34.9%減の129億円、経常利益が同31.9%減の123億円、当期純利益が同31.5%減の71億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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