中央分離帯を乗り越えて逸脱、ベルト未着用の3人死傷

自動車 社会 社会

20日早朝、埼玉県春日部市内の国道16号を走行中の乗用車が中央分離帯を乗り越えて対向車線側に逸脱。対向車線側を順走していた乗用車と正面衝突した。逸脱側のクルマは大破。乗っていた3人が死傷している。

埼玉県警・春日部署によると、事故が起きたのは20日の午前5時5分ごろ。春日部市増戸付近の国道16号を走行中の乗用車が道路左側の縁石に接触。急ハンドルを切った弾みなのか中央分離帯を乗り越え、対向車線側に進入。直後に対向車線を進行してきた乗用車と正面衝突した。

逸脱側のクルマは大破。運転していた20歳の男性が胸部強打でまもなく死亡。助手席と後部座席に同乗していた20歳の男性2人が頭部や胸部強打で重体となった。順走側のクルマも中破し、運転していた28歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の緩やかな右カーブ。受傷の状況から、逸脱側のクルマに乗っていた3人はいずれもシートベルトを着用していなかったものとみられている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース