三井造船、子会社がケニアで中速ディーゼル発電設備を受注

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三井造船の100%子会社であるBurmeister&Scandinavian Contractor(BWSC)が、ケニアのIPP(独立系発電事業者)会社Rabai Powerから中速ディーゼル発電設備を受注した。

発電設備は、ケニア南部モンバサ市郊外のラバイ市に建設、送電出力は90MW。バルチラ製の18V46型中速ディーゼルエンジン5基に廃熱ボイラと蒸気タービンで構成、BWSCはエンジニアリング、機器調達・据付・建設、試運転までを一括請け負い、2009年12月から部分運転開始、2010年初めにプラントを引渡す予定だ。

プロジェクトは、Rabaiが現地政府系送電・配電会社ケニヤ・パワー&ライティングに20年にわたって電力を販売するIPP事業で、40万世帯の電力需要をまかなう予定。BWSC社は、プラント建設のほか、Rabai社への25.5%出資、プロジェクト期間の運転・保守業務も併せて行う。

プロジェクトは、ケニアの電力供給能力不足を解消し、既存の低効率発電設備を代替することで、環境負荷を低減する効果も見込まれている。

《レスポンス編集部》

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