漫然運転が原因で民家を直撃、住人が重傷

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19日夕方、山形県上山市内の国道348号を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側にある民家に突っ込む事故が起きた。クルマは家屋の一部を破壊。住人1人が巻き込まれ、骨折などの重傷を負っている。

山形県警・上山署によると、事故が起きたのは19日の午後4時50分ごろ。上山市狸森付近の国道348号を走行していた乗用車が蛇行運転の末に路外へ逸脱。道路左側にある民家の敷地内に突っ込んだ。

クルマは家屋にも突っ込み、台所付近にいた51歳の住人男性が直撃を受けて両足骨折の重傷。クルマを運転していた25歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側1車線の直線区間。警察ではクルマを運転していた男性から自動車運転過失傷害などの容疑で事情を聞いているが、調べに対して男性は「気がついたら対向車線側にはみ出していた」、「対向車との衝突を避けようと急ハンドルを切ったら、次の瞬間には家に飛び込んでいた」などと話しているという。警察では漫然運転の事故の主因と推測している。

《石田真一》

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