あいおい損保、保険契約支援システムで中国の特許取得

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あいおい損害保険は、モバイルパソコンなどの端末で保険の加入手続きが行える「保険契約支援システム」について、中国で特許を取得し、登録を完了したと発表した。

このシステムは、同社が2002年6月から日本国内で運用しているモバイル代理店支援システム「けいたいPOS」を開発した際の基本システム。代理店が日常使用している携帯電話を使って、外出先で顧客と面談しながら保険料の見積りやペーパレスによる保険契約締結、クレジットカードによるキャッシュレスの保険料決済など、各種情報照会のすべてを行うことを可能とする仕組みを保険会社で初めて実現した。

このシステムにより、顧客の目の前で入力した契約データが保険会社に送信され、契約計上などの事務処理が全て完結する。

このため、申込書の物流や申込書原本の管理業務も発生せず、代理店、保険会社双方の事務の効率化も図れる。また、契約締結に必要な業務アプリケーションを保険会社のサーバー側に持ち、これを携帯電話やウェブなどのデータ通信を介して利用することで、同一の機能をあらゆる端末で利用することが可能となる上、メンテナンス面でも大きな利便性が確保される。

同社では今回の特許取得により、中国でモバイル端末を活用した保険販売システムを使った代理店の営業活動を支援していく。

《レスポンス編集部》

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