無免許運転の少年、ひき逃げ後に逆走

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9月26日夕方、兵庫県尼崎市内の市道で、一方通行路を逆走してきた乗用車が路外に逸脱、道路脇の自動車整備工場に突っ込む事故が起きた。ひき逃げ事故を起こした後に逃走していたとみられ、警察は運転していた16歳の少年を無免許運転の現行犯で逮捕している。

兵庫県警・尼崎南署によると、事故が起きたのは9月26日の午後4時15分ごろ。尼崎市昭和通8丁目付近の一方通行路となっている市道を乗用車が逆走。順走していたクルマ数台と接触した後、道路脇にある自動車整備工場の敷地内に突っ込んだ。

クルマは敷地内に駐車されていた車両に衝突。この車両が押し出される状態となって、整備工場の事務所建物に突っ込み、居合わせた女性2人が打撲などの軽傷。衝突被害を受けたクルマの運転者1人も軽傷を負っている。

警察ではクルマを運転していた16歳の少年を道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕したが、この少年は現場近くで交通整理を行っていた男性警備員をひき逃げする事故を起こしていたことが判明した。

このため、逆走はひき逃げ事故を起こした後の逃走中に行ったと判断。今後は自動車運転過失傷害やひき逃げ容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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