無免許の発覚を逃れ、弟の名を騙る

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岐阜県警は19日、岐阜県恵那市内の国道19号において速度超過違反で摘発を受けた際、無免許運転を隠蔽するために弟の名を騙り、免許証不携帯を装ったとして、28歳の男を道路交通法違反(無免許運転など)の容疑で逮捕した。

摘発を受けた際、男は違反行為を素直に詫び、住所や生年月日などもすらすらと語ったことから、摘発を行った署員もなりすましに気がつかなかった。しかし、反則金の支払いが無く、名を騙られた男の弟から「身に覚えのない違反だ」と申告があったため、兄によるなりすましが判明したという。

男は違反累積によって免許取消の処分を受けていた。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れ、弟の名を騙ってしまった」と、容疑を大筋で認めているようだ。

岐阜県警・恵那署によると、逮捕された男は2007年6月7日の午後2時ごろ、恵那市長島町中野付近の国道19号を軽トラックで走行中、22km/h超過のスピード違反で摘発されたが、無免許運転の発覚を恐れ、実弟の名前や生年月日を騙った疑いがもたれている。

《石田真一》

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