車外放出の男性をひき逃げしたトラック運転手を逮捕

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滋賀県警は19日、今年6月に滋賀県栗東市内の新名神高速道路上り線で発生した死亡ひき逃げ事件に関連し、24歳の男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。

滋賀県警・高速隊によると、問題の事故は今年6月17日の午後8時40分ごろ発生した。栗東市荒張付近の新名神高速道路上り線・金勝山トンネル(全長3840m)を走行中の乗用車が左右の側壁に衝突を繰り返して横転。クルマは大破し、運転していた55歳の男性は車外に投げ出されて死亡した。

後の調べで、男性は車外に投げ出された後、通過した大型トラックにはねられた可能性が高いことが判明。直接の死亡原因が車外放出か、それとも大型車にはねられたことなのかは不明だったが、警察では事故不申告だったことを理由にひき逃げ事件として捜査を開始。通行記録などを分析した結果、24歳の男が容疑に関与したものとして、19日までに同容疑で逮捕している。

調べに対して男は「衝突している事故車に気を取られ、投げ出されている男性に気づくのが遅れた」と供述しているようだ。

《石田真一》

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