6日深夜、千葉県市原市内の市道で追突事故を起こした男が、被追突側のクルマを路上駐車していた運転者に腹を立て、のこぎりを振り回して威嚇する事件が起きた。警察は暴力行為等処罰に関する法律違反の現行犯で逮捕している。
千葉県警・市原署によると、事件が起きたのは6日の午後11時25分ごろ。市原市千種5丁目付近の市道で、道路左側の路肩に駐車されていた乗用車に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突した。
双方のクルマは小破。双方の運転者にケガはなかったが、追突側のクルマを運転していた67歳の男は「こんなところに(クルマを)止めているから悪い」と逆上。被追突側のクルマを運転していた女性や、衝突音を聞きつけて駆けつけた女性の夫に対し、持っていたのこぎり(直径約1m)を振り回して威嚇した。
男はまもなく取り押さえられ、駆けつけた署員に暴力行為等処罰に関する法律違反の現行犯で逮捕された。逮捕にショックを受けたのか、調べに対して男は「とんでもないことをしてしまった」と反省した様子を見せているという。