狭い農道でのすれ違いを巡り、男性2人が刺殺される

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8月29日夜、千葉県我孫子市内の農道で、クルマのすれ違いを巡って対向車を運転する男たちと口論になった男性2人が刺殺される事件が起きた。警察では61歳の男を殺人容疑で逮捕。事件当時は一緒にいたが、逃走していた31歳の男も後に逮捕している。

千葉県警・我孫子署によると、事件が起きたのは8月29日の午後7時45分ごろ。我孫子市北新田付近の農道で、乗用車を運転していた60歳の男性と、普通トラックを運転していた61歳の男性が、対向してきた軽トラックを運転していた男らとすれ違いを巡って口論になった。

軽トラックに乗っていた2人の男は、車内に隠し持っていた包丁で男性2人の胸や腹などを刺し、その場から逃走した。刺された男性2人は近くの病院に収容されたが、出血性ショックなどが原因でまもなく死亡した。

警察では交通トラブルを起因とする殺人事件として捜査を開始。事件当日の深夜に野田市内で目撃情報に出てきた軽トラックを発見。運転していた61歳の男に任意で事情を聞いたところ、容疑を大筋で認めたことから殺人容疑で逮捕。事件当時に一緒にいたとみられる31歳の男は先にクルマを降りて逃走を続けていたが、8月31日までに同容疑で逮捕している。

現場は幅員約4mの狭い道路。警察では2人を厳しく追及。事件の経緯を調べている。

《石田真一》

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