ひき逃げ事故を起こした女、飲酒運転の発覚恐れ逃走か

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8月29日夕方、福岡県那珂川町内の幼稚園児や小学生など5人がクルマにはねられる事件が起きた。クルマはそのまま逃走したため、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くに住む41歳の女を翌30日に逮捕している。

福岡県警・筑紫野署によると、事故が起きたのは8月29日の午後4時30分ごろ。那珂川町松木付近の町道を歩いていた7歳の男児が、道路に隣接する駐車場から進出してきた乗用車と接触した。

男児は左足を打撲する軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。さらには近くの路上にいた33歳女性と8歳の男児、4歳の女児2人もはねられ、軽傷を負っている。

通報を受けた警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から現場近くに住む41歳の女が容疑に関与したと判断。自宅に戻っていた女に任意同行を求め、翌30日までに自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

任意同行を求めた際、女は酒に酔った状態で、呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコール分も検出している。警察では飲酒運転が事故の主因と推測しているが、女は「家に戻ってから飲んだ」と強固に主張しているという。警察では重ね飲みの可能性も視野に入れた捜査を続ける方針だ。

《石田真一》

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