バキュームカーと軽ワゴンが出会い頭衝突、2人死亡

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18日、福井県坂井市内の市道で、交差点を進行していた軽ワゴン車と普通トラック(バキュームカー)が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽ワゴン車はトラックの下敷きとなって大破、乗っていた2人が死亡している。

現場は見通しの良い交差点で、信号機の設置はない。一時停止義務は軽ワゴン側にあったが、警察では停止することなく交差点に進入してきたと推測している。

福井県警・坂井署によると、事故が起きたのは18日の午前9時50分ごろ。坂井市坂井町蛸付近の市道で、交差点を進行していた軽ワゴン車とバキュームカーが出会い頭に衝突。2台とも衝突の弾みで路外に逸脱し、道路脇の水田に転落した。

バキュームカーは先に落ちた軽ワゴン車の上に乗り上げる状態となり、軽ワゴン車は上部を中心に大破。運転していた78歳の男性と、助手席に同乗していた73歳の女性は約1時間30分後に救出されたが、胸部強打が原因ですでに死亡していた。バキュームカーも運転席部分が大破しており、運転していた46歳の男性は骨折などの重傷を負っている。

《石田真一》

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