1日朝、神奈川県横須賀市内の市道で、路肩に停車していた普通トラック(ゴミ収集車)が無人のまま坂道を後退。これを制止しようとした男性作業員が下敷きとなる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。
神奈川県警・田浦署によると、事故が起きたのは1日の午前8時30分ごろ。横須賀市港が丘付近の市道で、ゴミの回収作業を行うため、路肩に停車していた普通トラック(ゴミ収集車)が坂道を後退した。
男性作業員2人はこれを制止しようとしたが、トラックは速度を徐々に増した。1人は逃げ出したが、50歳の男性は逃げ遅れ、クルマの下敷きとなった。男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡している。
現場は坂道の途中にあるゴミ置き場。警察ではサイドブレーキの引き方が甘かったものとみている。