太平洋工業が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は同5.7%増の223億9800万円と増収となった。営業利益は同0.6%増の8億800万円と微増だった。
プレス・樹脂製品は、中国・天津の子会社の生産が拡大したほか、バルブ製品事業ではタイヤ空気圧監視システムの売上げが伸びたが、大型投資による減価償却費の増加や円高ドル安による為替差損の影響を受けた。
経常利益が前年同期比11.0%減の9億5100万円となった。当期純利益は同7.6%減の5億8800万円と減益だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。