生活に困り、5年前のトラック窃盗事件で自首

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栃木県警は20日、5年前の2003年に栃木県下野市内で普通トラックを盗んだとして、37歳の男を窃盗容疑で逮捕した。生活費に困り、「留置場に入れてくれ」と自首してきたという。逮捕時の所持金は数十円だった。

栃木県警・下野署によると、逮捕された男は2003年5月3日未明、下野市柴付近にある駐車場から普通トラック1台(時価40万円相当)を盗んだ疑いがもたれている。

事件後、トラックの行方はわからなくなっていたが、19日の午後8時ごろ、男から「自分が5年前にトラックを盗んだ。逮捕してくれ」と警察に通報が入り、急行した同署員が男を確認。容疑を認めたことから逮捕した。自主扱いになるという。

調べに対して男は「生活費に困ったので出頭した。留置場ならば食事も貰える」と供述。逮捕時の所持金は数十円で、空腹も訴えていた。警察では余罪について男を追及する方針だ。

《石田真一》

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