8日午前、青森県青森市内の国道7号を走行していた大型トラックの左後輪2本(ダブルタイヤ構造)が脱落。滑走しながら対向車線側に進入し、乗用車2台に衝突する事故が起きた。クルマは小破したが、人的被害はなかった。
青森県警・青森署によると、事故が起きたのは8日の午前10時55分ごろ。青森市桑原稲葉付近の国道7号を走行中の大型トラックから、左後輪のタイヤ2本が突然脱落した。
タイヤは滑走しながら対向車線側に進入し、対向車線の乗用車2台へ次々に衝突。2台のクルマはバンパーなどが小破したが、負傷者はでなかった。
警察ではトラックの運転者から事情を聞いているが、調べに対しては「1週間ほど前にタイヤを前後でローテーションさせたが、特に異常はなかった」などと話している。しかし、ホイールを固定するボルト8本うち6本は破断しており、警察では整備状況について関係者から事情を聞く方針だ。