ホンダが発表した5月四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比3.7%減の31万6674台となり、2か月ぶりにマイナスとなった。国内生産は、同12.2%減の9万2358台となり、2ケタのマイナスとなった。
国内販売は、同4.9%減の3万9954台と3か月連続のマイナス。軽自動車が不振だった。
輸出は、同11.9%減の5万2094台となり、2か月ぶりにマイナスとなった。欧州向けは同21.3%増となったほか、アジア向けも同23.8%増となったが、主力の北米向けが同13.3%減と大きく落ち込み、その他地域も同33.2%減と低迷した。
海外生産は、同0.4%増の22万4316台となり、微増ながら5月としては過去最高となった。34か月連続プラスで、北米が同7.5%減となったほか、欧州も同16.7%減と低迷した。
しかし、アジアが中国などが好調で同16.2%増となり、その他地域も同25.6%増と伸びて、欧米の落ち込みをカバーした。