日立ビジネスソリューションは、交通広告販売管理システム『ADsys for 交通広告』で、バス事業に特化した機能や従来の広告販売管理機能を強化したエンハンス版『ADsys for 交通広告 Ver.1.1』を開発し、7月7日から販売を開始する。
同社では、広告業全般の業務を支援する、広告業界向け総合販売管理システム「ADsysシリーズ」の開発を推進している。
このシリーズ製品として、2007年10月から交通広告販売管理システム「ADsys for 交通広告」を販売しているが、各種交通広告業の顧客から、それぞれの特徴に合わせた機能を求める声が増えている。
今回販売を開始する「ADsys for 交通広告 Ver.1.1」は、中でも特に要望が多かったバス事業に特化した機能を中心に機能強化を図り、煩雑な業務の更なる効率化を支援する。
具体的にはバス事業で特徴的な車両ごとの広告媒体管理や、車両の事業所間移動時に生じる広告の付け替え作業などを効率的に行える機能を追加した。
また、グラフィカルな掲出スケジュール表示に加え、多量の広告媒体の掲出/空き状況に関する情報を一覧で容易に確認できる機能をサポートしたほか、継続契約機能や外部業者への販売委託における枠押さえ機能など、顧客ニーズの多かった機能をサポートする。