泥酔して事故、逆走で逃走

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熊本県警は15日、熊本県熊本市内の市道で泥酔状態で乗用車を運転中に標識柱へ衝突する事故を起こし、逃走の際に対向車線を逆走した64歳の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。対向車との衝突は間一髪で回避されたという。

熊本県警・熊本北署によると、逮捕された男は15日の午前11時30分ごろ、熊本市八景水谷付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱し、道路左側の標識柱に衝突した。

クルマはそのまま逃走したが、直後に対向車線側に進入。これに気づいた対向車の運転車はライトのパッシングやクラクションで警告。双方が減速し、正面衝突は回避された。

事故の一部始終を目撃していた後続車の運転者から「逆走してきたクルマを運転している男は泥酔しているようだ」との通報が入り、同署員が現場に急行。アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.82ミリグラムのアルコール分を検出。運転していた64歳の男を道交法違反の現行犯で逮捕した。男からは話を聞ける状態ではなく、酔いが醒めるのを待って事情聴取する方針。

《石田真一》

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