右折待ちのクルマに激突、運転者に事故前後の記憶なし

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10日正午ごろ、山形県天童市内の市道で右折待ちをしていた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた乗用車が激突した。軽乗用車は大破し、運転の女性が死亡。乗用車は止まらずに約500mを走り、最終的には民家の塀に衝突。同乗者が負傷している。

山形県警・天童署によると、事故が起きたのは10日の正午ごろ。天童市東芳賀1丁目付近市道交差点で右折待ちのために停車していた57歳女性が運転する軽乗用車に対し、後ろから進行してきた乗用車が激突した。

追突してきたクルマは止まらずにそのまま進行。他のクルマと接触しながら約500mを走り抜け、最終的には民家の塀に衝突して立ち往生している。

軽乗用車は大破。運転していた女性は山形市内の病院に収容されたが、胸部強打と出血性ショックが原因で死亡。追突してきたクルマに同乗していた69歳の女性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

警察では乗用車を運転していた71歳の男性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いているが、調べに対して男性は「何も覚えていない」などと話しているという。「事故前から記憶がない」とも話しており、警察では疾病による意識消失の可能性も視野に入れ、慎重に調べを進めている。

《石田真一》

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