日米自動車メーカー、生産性の差が縮まる

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アメリカのリサーチ会社、ハーバーが発表した自動車メーカーの北米工場生産性比較調査によると、北米でもっとも生産性が高い工場を持つのはクライスラーグループとトヨタ自動車、しかも僅差でクライスラーが1位だという。

北米ナンバーワンの「生産性が高い」工場に認定されたのはクライスラーのオハイオ州トレドにある工場で、ジープ『ラングラー』を生産。2位はGMのカナダ、オンタリオ州にあるオシャワ工場で、シボレー『インパラ』を生産。

またメーカーのトータル生産性でも、クライスラーが1台を生産するのに要する平均所要時間は30.37時間と、はじめてトヨタと並び全米一となった。クライスラーは工場別でもトップ10に4つの工場が入るなど、その改善ぶりが際立っている。GMの1台あたり生産所要時間は32.29時間、フォードは33.88時間といずれも改善した。

一方トヨタは前年と比べてやや生産性が落ち、クライスラーと同じ所要時間ながら前年比で2.5%ダウン。日産も前年比でマイナスになるなど、日米メーカーの差が劇的に縮まった印象が強い。

ただし利益性については、まだまだ日本メーカーが高く、北米でもっとも利益率が高いメーカーは日産とホンダでそれぞれ1台あたりの利益が1641ドルなのに対し、トヨタが922ドル、クライスラーが412ドル、GMとフォードにいたってはそれぞれ729ドル、1467ドルの赤字となっている。
《Sachiko Hijikata, US editor》

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