当たり屋の男、領収証を発行して証拠となる

大阪府警は19日、クルマへ故意に体を接触させ、負傷したことを装う“当たり屋行為”で現金5000円を騙し取ったとして、同日までに68歳の男を詐欺容疑で逮捕した。運転者が男に対して「後で揉めたくないから」と名前などを書かせ、動かぬ証拠となったという。

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大阪府警は19日、クルマへ故意に体を接触させ、負傷したことを装う“当たり屋行為”で現金5000円を騙し取ったとして、同日までに68歳の男を詐欺容疑で逮捕した。この男が関与したとみられる犯行は数件発生しており、余罪について調べを進めている。

大阪府警・生野署によると、逮捕された男は今年4月21日午後、大阪市生野区小路東付近の市道を走行していた乗用車のドアミラーへ体を故意に接触させ、負傷したと偽り、運転していた54歳の男性から現金5000円を騙し取った疑いがもたれている。

男は運転していた男性に対して「ケガは軽いし、こんなことで警察に行ったら面倒だ」、「免許に傷もつく」などとして、その場での示談を持ちかけ、5000円を要求した。男性はこれに従ったが、男に対して「後で揉めたくないから領収証を書いてくれ」と依頼。手帳に名前などを書かせていた。

同署によると、男は以前から同様の手口で現金を騙し取っており、手帳への名前記載が動かぬ証拠となったという。付近では3件の同様事件が発生しているが、これも男が関与したものとみられている。警察は男を厳しく追及する方針だ。
《石田真一》

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