日本SGIは、茨城県の国営ひたち海浜公園で、立ち乗り電動二輪車『セグウェイ』を園内の管理用途に活用する実証実験を開始した。
実証実験試行期間中は、同公園に4台の「セグウェイPT i2 警備向けパッケージ」を提供、園内管理におけるセグウェイの有用性を3か月間検証する。
日本SGIは、短距離から数km程度の移動、巡回などの移動に適したモビリティであるというセグウェイの特長を活かして、公共エリアなどでのセグウェイの利用法の検討を進めている。セグウェイは、電動式で排出ガスはゼロという環境面に配慮した乗り物で、小回りがきき機動性に優れ、周囲からの視認性も高く、同時に広範囲を見渡せることが評価、国営ひたち海浜公園での実証実験として試用されることになったとしている。
欧米での歩道や自転車道でのセグウェイ運用の実績から日本SGIは、国内でも私有地内などでの利用促進を推奨する。今回の実験でも、セグウェイ全体の売上の中でも成長が著しい分野である警備、巡回における有用性を追求することを目指す。
日本SGIによるセグウェイの国内での実証実験は、東京ビッグサイトで行われたセグウェイの警備用途としての実証実験に続く、第2弾となる。