パトカーが追跡のクルマ、バイクなどと相次いで衝突

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4日早朝、千葉県市川市内の国道14号で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が衝突を繰り返す事故が起きた。逃走していたクルマは最終的に大破し、運転していた男性が重傷を負った。このほか、巻き込まれた3人が重軽傷を負っている。

千葉県警・市川署によると、事件が起きたのは4日の午前6時45分ごろ。市川市内の国道14号をパトロールしていた同署員(同署パトカー)が一時停止を無視して進入してくる乗用車を発見。乗用車はこの直後の交差点で赤信号を無視して進行したために停止を命じたが、クルマはスピードを上げて逃走を開始した。

クルマは市川市市川1丁目付近の交差点にも赤信号を無視して進入し、左から進行してきたバイクと出会い頭に衝突。バイクを運転していた38歳の男性に骨折などの重傷を負わせたものの、止まらずに逃走。約3km離れた市川市八幡1丁目付近で対向車線側に逸脱し、信号待ちをしていた乗用車と正面衝突。逃走していたクルマはこの事故によって大破した。被衝突側の3人が打撲などの軽傷を負っている。

逃走車を運転していた22歳の男性も腕を骨折する重傷を負っており、警察では回復を待って自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ、信号無視など)の容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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